Column 2 吉祥寺のおみせ
M. Fatale（エム・ファタール）
ヨーロピアン・オリエンタルの世界、再来！
東急吉祥寺店の脇にある昭和通りから、眼鏡のお店・ALOOK（アルク）の角を曲がると、右手に華やかな雰囲気のお店が見えてくる。美しいアート・ペインティングが施されたトルソーたちが、ショーウィンドウに飾られたお店…アクセサリーを中心に展開する M.Fatale(エム・ファタール)だ。
お店に一歩足を踏み入れた瞬間、ヨーロッパの宮殿の中に来たような気分になる。シャンデリア風の照明の下で美しく光るアクセサリーたちは、ヨーロピアン・テイストの中にも、どことなく東洋的な雰囲気が醸し出されたものが多い。ANNA SUI（アナ・スイ）、VIVIENNE TAM（ヴィヴィアン・タム） 等のブランドのアクセサリーも手がけたデザイナーと契約を結び、「このお店向けに作ってもらっている」と聞いて、納得した。
たとえば、サンゴやヒスイ、ガーネット、エメラルド等が使われたアクセサリー。それらは、日本人の肌や雰囲気に合ったデザインに作られ、見ているうちに自然と親しみが湧きワクワクした気持ちになる。
「あれ？この“ワクワク感”って、前にもどこかで…」
そうなのだ。実は、このお店…以前、旧・伊勢丹吉祥寺（現・コピス吉祥寺）店内にも出店していた時期があった。当時、新館エリアの3階にあった、DKNY（ダナ・キャラン・ニューヨーク）やck Calvin Klein（シーケー・カルバン・クライン）といったニューヨーク系ブランドが並んでいた一角に、ヨーロッパ風の個性が際立ったショップがあったことを、ご存知の方もいるのではないだろうか？それがM.Fataleだった。
2010年4月、いまの場所で新店舗をオープンしてから、通りがかりに立ち寄ったお客様の中にも、自分と同様に「伊勢丹時代の頃のお店を覚えている方がいる」とのこと。その頃に感じた“親しみが湧いてワクワクする気持ち”や“ヨーロピアン・オリエンタルな雰囲気”を、再び体感できるのは嬉しいことだ。
大人の女性の為のアクセサリー
M.Fataleのアクセサリーは、カジュアルからフォーマルまで様々なシーンで身に付けられるが、サンゴ、ヒスイ、オニキス、ルビーなど、天然石をベースに作られた本格的なものが多い。気鋭のデザイナーによって作られた、他にはない一点物ばかりである。
“本物の良さが分かる、大人の女性”に向けて、華やかでありながらも上品な印象を与えるアクセサリーを、伊勢丹出店の頃からずっと提供している。
お客様の顔ぶれも、専門職系のOLやオシャレな主婦…ファッションに対する感度の高い方が多いそうだ。「吉祥寺にやって来る大人の女性は、モノに対するセンスが鋭い方が多いので、彼女たちが納得できるものを提供したい」と、オーナー・佐藤さんはイキイキとした表情で語る。日産フェアレディ、有名海外美術家の通訳・アテンド…華やかな美の世界での活躍後にM.Fataleをオープンさせた、ユニークなキャリアをお持ちの方だ。彼女が選んだアクセサリーたちは、ずっと眺めていると美術館で鑑賞しているような気持ちになる。その美しさには、ため息さえ漏れてしまう。
いろいろ想像したくなるアクセサリー
佐藤さんいわく「時には、素敵な女性のお客様から、逆に“教えられる”ことも多い」そうだ。ある時は、シックなスーツに合わせたり…またある時は、シンプルなシャツとデニムに合わせたり…「こちらが思いもよらないファッションとの組み合わせで、お店のアクセサリーを素敵に身に付ける方が多いのにビックリする」とのこと。
確かに、美術品のように美しいアクセサリーを見ていると「オシャレなレストランで、仲間と女子会する時に…」とか「仕事でクライアントのパーティーに出る時に…」など、いろいろな場面を想像したくなる。自然とテンションもupして、ワクワクしてくるのだ。
「ワクワクするような気持ちになりたい！」「大人のための、本物のアクセサリーを！」という女性や、「オシャレな大人の女性を目指したい！」という女性がいたら…M.Fataleでは、そんな貴女（あなた）の願いを叶えてくれるような“運命のアクセサリー”に出会えるかも知れない。
M. Fatale（エム・ファタール）
http://www.mfatale.com/
住所：東京都武蔵野市吉祥寺本町2-10-8
電話：0422-20-0710
営業時間：10:30-19:30
定休日：年中無休
