Column 2 吉祥寺のおみせ
真野眼鏡
デザイナーの作品が並ぶ
アートな眼鏡屋さん
ふじ色のフレームにグリーンのアクセントカラーが入ったもの、アンティークのようなまん丸型のフレーム・・おしゃれな眼鏡が並ぶのが、吉祥寺駅から中道通りをしばらくいったところにある真野眼鏡。扉のノブはアンモナイト、椅子や照明は鉄の作家の作品。天井まで届く木製の陳列棚は、オーナー真野進方さん自らの作と、店全体がまるでギャラリーのような雰囲気だ。
「メガネを選ぶ時は、どうしても今までのメガネと同じようなデザインを選びがちですが、自分がふだん絶対に選ばないようなデザインも含め、店内全ての商品をかけてみるような気持ちで試してみてください。楽しいメガネ選びには、何時間でもお付き合いします」と語るのはオーナーの真野進方さん。鏡の中の眼鏡をかけた自分に思わず微笑みがこぼれたら、それが自分に似合う眼鏡を発見した時かもしれない。
ファッション性と同時に、真野眼鏡が注力しているのが
子どもの視覚機能問題のサポート
視覚機能は年齢とともに発達するが、それが上手くいかない場合もあるという。もし問題があると、黒板の字を写す、漢字を覚える、図形の問題を解く、キャッチボールや跳び箱をするといったことが苦手になる場合もある。
また、本を読んでいても行を正しく追えずに時間がかかり、字や行を飛ばして読んでしまって読書嫌いや勉強嫌いになることもあるそうだ。視力が悪いということではないため、大半の子どもは症状を的確に訴えられずそのままになってしまうのが現状らしい。
欧米などではこのような問題を扱う専門家がいるが、日本では一部の眼科や眼鏡店でしか対応がされていないという。視覚機能トレーニングを行ったり、機能を補助するための眼鏡をかけることで改善することもある。
「もしかしたら、子どもの勉強嫌いや運動音痴は視覚機能に原因があるかもしれません。家族・学校・眼科・眼鏡店が地域ぐるみで連携し、今後も増え続けるであろうこの問題を食い止めていきましょう」
少しでも気になることがあれば、頼りになる街の眼鏡屋さん、真野眼鏡に気軽にご相談あれ。
■ 真野眼鏡 吉祥寺店
http://www.shikimegane.co.jp/
住所:武蔵野市吉祥寺本町2-19-8
営業時間:10:30-20:00
定休日:月曜日
TEL/FAX:0422-57-7066
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